ブルーツーリズム×歴史と学びのまち

錦江湾を抱くように位置する4つの市(姶良市、鹿児島市、垂水市、霧島市)は、今も日常的に噴火を繰り返す桜島の膝下にある、人と自然が密接に寄り添い、共存共栄する知恵と覚悟をもった日本屈指の場所。
旅をして、街や土地が辿った歴史に出会えば、自ずと、ダイナミックな自然や母なる地球の鼓動を感じることになるはず。
たとえば、薩摩藩の隆盛には、桜島や錦江湾といった自然の造形や恵が大いに影響を与えています。
人はその恩恵から多様な文化や伝統、産業などを生み出してきました。
ただ観光スポットをめぐるだけではなく、悠久の時間をたゆたうように、自然と人が織りなす一つ一つの軌跡に出会い、感動と学びの旅をしよう!

鹿児島県の中央に位置する姶良市は、空港から車で30分。錦江湾を眺めると、綺麗な三角形の桜島が見えます。 県内で最も移住者が多く、「暮らしやすい街」だと言われています。 西郷隆盛をはじめ、薩摩国の名将や武士たちにも多くの所縁があることから、昔から人が集まる町です。だからこそ、多くの歴史的名所が誕生しました。 旅は、時空を超えた過去の探訪で、冒険です。 その扉を開いて、「旅の始まりの街」にふさわしい姶良へ向かおう! ーーーーーーーーーーー 1 「旅の始まりに立つ。加治木まんじゅうを食べて、黒川岬へ!」 姶良市の加治木という街に、薩摩藩初代藩主の島津家久公が和歌を詠んだ黒川岬があります。 「波のおりかくる錦は 磯山の梢にさらす 花の色かな」 時の武将が向けたであろう眼差しの先に、穏やかな錦江湾奥の景色が広がります。 この歌は、鹿児島湾を「錦江湾」と呼ぶ起源だそうです。 中世から近代、現代へ。激動の時代を駆け抜け、日本の歴史をいくつも決定づけた薩摩藩。壮大な歴史のドラマに、思いを馳せるにふさわしい場所です。

島津家久の父であり、歴史に名高い勇敢猛者な17代当主・島津義弘公がお茶請けとして出したのが、「加治木まんじゅう」。 それ以降、400年以上もの歴史をもち、現代っ子も変わらずに愛する姶良のソウルフードです。 中はぎっしり餡子がつまり、甘酒を混ぜ込んだ生地はモチモチ。上品でスッキリした甘さなので、飽きがこなそう。 加治木まんじゅう屋さんは姶良市に7店舗あり、朝から行列をつくるほどの人気です。 旅のお供に、川岬でいただくのもおすすめです。

「紹介2 誉れ高い武士の面影を追う。武家屋敷通りを歩き、カフェらびゅうでランチを。」 後郷川と前郷川に挟まれた姶良市の蒲生は、美しく整然とした町割りがなされ、「日本遺産 薩摩の武士が生きた町」を構成する町の一つです。 薩摩藩は、本城(鹿児島城)を中心に、県内各地に外城を置いて武士団を住まわたので、外城の麓(中心地)には武家屋敷群が多くあります。 “蒲生麓”は、二つの川が天然の堀の役目を果たし、土地の利が生かされています。 凛然とした武家屋敷通りは石畳が広がり、切石の石垣と緑に映える生垣が目を惹き付ける、さすがは薩摩武士の町。 静謐で情緒的な街並みは、和服を着て歩けば、さぞかし“映える”だろうと思います。

武家屋敷内部の見学は、武家門通りにある築120年の古民家「あいらスウィーツカフェらびゅう」で唯一可能です。 優しい雰囲気を纏う和室には、帖佐人形(県内最古の土人形)などが可愛らしく置かれています。 ランチは、県産の黒豚と黒牛を使った煮込みハンバーグや姶良牛のカレーなど、食材にもこだわりアリ。姶良の人気店から取り寄せたという和・洋スイーツもいただいて、旅の至福を味わいたい!

蒲生麓で必ず立ち寄りたいのは、蒲生八幡神社。高さ30メートル、幹回り24メートルの大クスがあり、日本一の大きさを誇る巨樹です。 引いて見れば神秘的で、近づいて見れば圧倒的な存在感! 蒲生武士はじめ、地元の人の拠り所で、誇りであったのではないか感じます。 樹根には約8畳分の大きな空洞があり、昔は地元の子供達が中に入って遊んでいたそうです。今は国の特別天然記念物に指定され、大切に保護されているので入れません。 でも、樹根空洞の入口には木製の扉が設置され、まるでおとぎ話に出てきそうな光景でほっこりとします。 長い歳月をかけて人を見守ってきたであろう大クスですが、今は樹医さんが定期的に検査をして、地元の人たちとともに大切に守られています。

「紹介3  蒲生の自然から生まれた伝統を嗜む。“和紙あかりづくり”体験」 江戸時代に生まれた蒲生和紙は、土地の豊かで綺麗な水の恵みがもたらした、蒲生ならではの伝統工芸品です。かつて、盛んに手すき和紙作りが行われてきましたが、時代とともに減っていき、今ではとても貴重な存在。 気軽に蒲生和紙に触れる体験ができるのは、「和紙ギャラリー」で。 高さ13センチの“和紙あかりづくり”ができます。 あらかじめ染付された和紙を選んでスタート。やわらかで、和紙特有の質感が素敵です。 和紙に竹ひごを入れ、貼り絵をして組み立てれば完成。 LEDライトを中に入れ灯せば、和紙をとおして、ぬくもりのある光が溢れてきます。 物づくりの楽しさはもちろんのこと、古から伝承された文化に触れて、作って、家に持って帰れるのが嬉しい。 和紙ギャラリーには、手織りや貼り絵体験など、そのほか文化的な体験もできます。また、旬の食材を使ったギャラリーランチも。

「紹介4 大自然に溶け込む、ウェーダーウォーク体験」 地球の呼吸や自然の躍動を、目の前で感じられるのが錦江湾奥。 錦江湾奥は、姶良カルデラと呼ばれる地形で、2万9千年前に噴火してできました。 そこに海水が流れ込み、約1000種類の豊富な魚が住み着くようになって、野生のミナミハンドウイルカやハセイルカが200〜300頭も回遊するドラマチックな景観を見せてくれます。 さらに100万年ほど前から幾度となく起きた巨大な噴火で、海底の凹んだ最深部は237メートルにもおよび、深海魚も暮らしています。 生き物にとっても、実に豊かな湾なのです。 姶良カルデラ内の若尊カルデラでは、今も「たぎり」と呼ばれる火山ガスの泡が海底から湧き上がって、海面で見られます。

姶良市の重富海岸も、生物や奇跡的な自然景観を肌で体験できる場所。 雄麗な桜島と錦江湾最大の干潟、約600メートルもの白砂青松の浜辺が繰り広げる美しい空間が広がり、ただ見るだけではもったいない! 「くすのき自然観」のウェーダーウォーク体験で、服の上にウェーダー(胴長靴)を着用して遠浅の海を沖のほうまで散歩できます。 海水の温度や間断なく揺れる波動、少しずつ体を締め付ける水圧。 一歩、一歩と沖の方へ向かうも、あまりにもスロウな歩み。 “海を歩く”という体験が、泳ぐときとは全く別物の感じ方、見え方をするのだと知って、驚きます。 沖に出れば、海にぽつりと立っているような感覚と、大自然に溶け込んでいる喜びに満たされて。非日常を味わうことは、旅の醍醐味。 太古から続く地球の命に触れることができました。 ウェーダーウォーク体験のほか、カニ、エビなどを鑑賞する「干潟のいきものツアー」や渡り鳥のクロツラヘラサギなどの「バードウォッチング」などもおすすめです。

カフェ

あいらカフェらびゅー

鹿児島県姶良市蒲生町上久徳2324

TEL.080-2772-5644

営業時間 11:00~17:00(フードメニュー15:00LO、デザート・ドリンクメニュー16:00LO、最終会計16:30)

定休日 年中無休

駐車場 蒲生観光交流センター 駐車場利用

公式サイト:https://www.tjkagoshima.com/raview/index.html

 

 

ウェーダーウォーク

特定非営利活動法人くすの木自然館

郵便番号  899-5652

鹿児島県姶良市平松7703

TEL:0995-67-6042

FAX:0995-57-7337

詳しくはこちら>

鹿児島市

桜島が近い!海でお手軽に遊んじゃいましょう

スクリーンショット 2020-10-27 13.43.06.png
霧島市

釣り三昧&海の幸めぐりコースを満喫!

スクリーンショット 2020-10-27 14.45.30.png
姶良市

海の達人になれる旅に行ってきました!

スクリーンショット 2020-10-27 16.11.58.png
垂水市

1日中エンジン全開!海山探検してきたよー

© 2019 by ブルーツーリズム鹿児島 blue-tourism-Kagoshima.com