深くて豊かな生態系

錦江湾奥の海底には、現在も活動を続ける若尊カルデラがあります。海底から噴き出した高熱の火山ガスは海面まで上昇し、海が沸き立つようにみえることから「たぎり」と呼ばれています。このたぎりの周辺にすんでいるのが「サツマハオリムシ」という環形動物の1種です。サツマハオリムシは、火山ガスに含まれる猛毒の硫化水素を利用する細菌と共生し、この細菌から栄養をもらって生きている不思議な生物です。
また、たくさんの魚がすんでいる錦江湾には、約70頭のミナミハンドウイルカが定住しています。

黒潮の恵みを受ける錦江湾には、浅瀬、干潟、藻場、サンゴ礁、深海など多種多様な海の生態系が広がります。

 

モモイロカグヤハゼなど錦江湾で発見された生物や、他海域ではなかなか見ることのできないアカオビハナダイ、深海魚や深海性のナミクダヒゲエビなどの多様な生物をみることができます。