錦江湾の特徴と魅力

今も活発な活動を続ける活火山・桜島の前に、人々が自然と共生している錦江湾奥のエリア。

日本最高レベルの火山観測体制のもと、充実した防災対策を行なうことで、噴火の上がる火山の近くで多くの人が生活しています。

桜島・錦江湾は活火山と都市と人々が共生・共存している世界的にも珍しい場所です。​

錦江湾は、鹿児島県の薩摩半島と大隅半島に挟まれた、南北80㎞、東西約20㎞の内湾で、中央に活火山桜島がそびえる美しい湾です。

通年波が穏やかで、海や水辺の体験活動には最適な場所です。

大きさは東京湾とほぼ同じですが、東京湾が平均水深17mであるのに比べ、錦江湾は平均水深117mと深いという特徴があります。なぜそんなに深いのか?

それは錦江湾の成り立ちに秘密があります。

大噴火でできたカルデラの海

 

錦江湾は約3万年前に超巨大噴火を起こし、大量の噴出物により地下に空洞ができ、大きな陥没地形ができました。これは姶良カルデラと呼ばれています。そこに海水が流れ込んでできたのが錦江湾です。そのため、内湾には珍しく最深部は約240mという深海をもっています。桜島は約26,000年前に誕生した火山で、現在日本で、最も噴火をしている活火山です。地球の息吹を感じるダイナミックな地形に、多様な生きものたちが暮らす豊かな海、それが錦江湾です。